きっと他の人も見えたりしてるはずだけど、記憶に残っていない、ただそれだけな気がしているのです

前に書いた未来が見える話の記事(https://webtopi.biz/archives/172)についてですが、この話をするとだいたい誰も信じません。

そりゃそうなんですけど、私も逆の立場だったら信じるはずもないわけですが、ただ自分自身が実際に未来が見えることがある以上、見えるとしか言いようがないわけです。

そもそもなんでこういう体質なのかというと、色々思い浮かぶ節があったので、今回も色々と述べてみたいと思います。

父親が自分は神の一族であるとたまに口にする

初めて聞いた時は、笑いながら言っていたので冗談だろうと思ってはいたものの、ところが妙な能力というか力というか、そういうものが自分自身にたまに現れることに徐々に気づき出します。

その父親は冗談で言っていたものと思っていたわけですが、どういうわけか私がどうしても今日は塾に行きたくないなどというと、普通であればさぼっていないで行け!と言いそうなものですが、父親は休むべき!と結構強く言っていたのを思い出します。

父親が言うには、自分の一族ははっきりとは見えないが、何かを察知し、危険を回避するようにできていると言い張り、私が塾に行きたくないというのは、家を出た後に何かしらの事故などに巻き込まれる未来をどこかで感じ、なんとなく出かけさせないようにしていると、父親は言っていました。

私はまったく信じる気がなく、かなり尖ってた人間なので、また変な事を言っていると思っていました。

しかし、父親は何か本当は知っていて、そして気づいているがあえて口に出さないようにしているのでは…という動きを今後も度々見せていました。

父親の実家方面にいる盲目の千里眼を持つ人間

ところで、父親が住む地方の方だったと思うのですが、同じではないもののまた妙な能力を持った人がいました。

その人は目が見えない、盲目の人なのですが、千里眼があるのか遠く離れたところにあるものを見る事ができるらしく、その予知能力を相談に来た人への手助けをしていました。

記憶がうっすらで覚えていないのですが、実は私の父方の祖父母、つまり父親の実家で発生したトラブルをその千里眼の持ち主が解決したのを覚えています。

トラブルの内容は、自宅を改装した後から、よくないことが度々発生しているという状況で、あまりに続くのでその千里眼の持ち主の人に相談に言っています。

すると、その千里眼の人は、きっぱりと自宅の床下に井戸がある、そのせいなのでお祓いと改修をする必要があるとすぐに言い放ったそうです。

ちなみに建物を外からみても、井戸があるなんてわからず、確かにある部屋の下に井戸の跡がありました。

結局、井戸のお祓いなどを行った結果、これまで発生していたトラブルなどは一切消え、問題解決に至ります。

千里眼の持ち主ほどではないですが、私の一族も薄れはしているものの、何だか妙な血筋を持っているためか、度々近い未来を見る事ができているようです。ただ、たいして役には立ちません。

大事故を起こしても、まったくの無傷だった私

二十歳すぎた頃、私は車で大事故を起こします。100キロ近くのスピードでブレーキなしで壁に激突し、車(ちょっと高めの強そうな車)が全損してしまいました。廃車になってしまう悲しい出来事ですが、しかしながら誰もけが人がおらず、非常にほっとしたのを覚えています。

私はその後、救急車でひとまず運ばれる…のですが、数時間後には帰ってよしと救急病院から帰らされます。

事故の際、1週間後くらいに出頭するように言われていて、私は出頭したところ、相手の警官が驚いた顔で私を見ていました。あの事故でよく出頭できたね…事故現場を見る限り入院かと思っていたと言っていました。

シートベルトをつけていなかったら、ほぼ死んでたから、ちゃんとつけててよかったなと言われ、帰宅することになりました。

事故直後の父親のセリフは「さすが俺の息子だな」でした。死ぬ訳がないそうです。そういう運命であると言わんばかりに父親は特に事故についてびっくりもせず、さほど心配もしていませんでした。

原因不明の病気で死にかけた時

事故から数年後、私は原因不明の病気にかかり、常に42度近い熱で苦しみ、大きな病院に入院することになりました。

24時間解熱剤と点滴を打たれ、口の中ばボロボロになり、食事も取れず、点滴を常につけられたままで入院していました。

体重もおち、ガリガリに痩せ、毎日見舞いにくる父母。見舞いに来る度に涙目で心配しながらこちらを見る母親を見て、「あぁ…この若さで死ぬのか…」と絶望したのを覚えています。

ところが…

父親を見ると…あろうことか、携帯電話で行きつけのパチンコ屋の台のデータを見ながら真剣に悩むという意味不明な行動を取っています。

こんな死にかけた息子のお見舞いにきて、何故か病室で真剣に携帯でパチンコ台のデータを見て、「やはり出ていなかったか…」などとぶつぶつ言っている父親。

ちょっとむかつきを覚えたが、そこで色々な過去を思い出すと「もしかして、この父親は私が得に問題もなく快然して、退院する未来を知ってるのでは…?」と考えるようになりました。

そこから一ヶ月後ぐらいに私は無事に退院することになりました。

父親の言い分としては、「死なないんだし、別に大丈夫だろと思った」とのこと。やはり父親は何かを知っていたかのような行動を取っていました。

私の未来予知に対する友だちの反応

事故を起こす前、一度私が未来予知ができるという話をした友だちとドライブをしていた時の話。

友だちは相変わらず信用していませんでしたが、ドライブの途中、私の対向車線が大渋滞していましたが、私の斜線はまったく渋滞しておらず、スイスイ進んでいました。

そんな時、渋滞の隙間から人が飛び出す映像が見えたので、急ブレーキをしました。

突然の急ブレーキに友だちはいらっときたのか、急に思いっきりブレーキを踏むなよー!といいましたが、私は黙ったまま1分ちょっと、少しスピードを落としながら走ってみると…人がいきなり飛び出してきました。

その瞬間を見た友だちは、え!!って顔をして私を見て「あの話って…マジだったの…?」と、未来予知を目の当たりしてからは信用してくれるようになりました。

現在の私の状況

当時に比べたらかなり未来予知の能力が落ち着いてきてはいるものの、何故かというと未来は見てはいるものの、特徴的な未来ではないので、そもそも覚えていないことが多いです。

例えば、1ヶ月前に食べた朝ご飯を覚えているか?という感覚と非常に似ており、少し先の未来を見ていたとしても、記憶としてさほど残らず、非常に活用が難しい状態です。

最近では、初めて歩く道を進んでいた時に、はっと気づくぐらいです。

あぁ…ここは未来予知で見たな…ただ散歩する風景だったけど、ここだったか…みたいな。

その程度の能力ですので、未来予知がある程度できたとしても、活用するのはなんだか難しい気がしてきました。

ロト6の当選結果の未来予知さえできてしまえば、私は人生をのんきに過ごすことができるんだけどな…と思ったりしています。

おわり

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