経営者として利益を考えるのは当然のことで、収益を増やすか、出費を減らすかをしないと利益が上がらないのは事実。ところが、最近飲食店が勘違いした経費削減をしていることを目にすることがあり、私の経験を踏まえて経費削減が永遠に来なくなる客を増やしていることについて、半分眠りつつ記載したいと思います。

事例1、松屋の定食が不味すぎる問題

※2023.11.24追記
 12~13年ぶりぐらいに定食を食べたのですが、美味しくなってました!
 お店の中のポスターによると、玄米から仕入れて自社工場で精米してるとかなんとかで、
 お米にこだわりを以って提供してるそうです。

 これだったら再訪してもいいかなと思いました。

 しばらく行ってない方、ぜひお試しください

吉野家、松屋、すき家(Sガストは安定して美味しいので除外)の3店舗が似たり寄ったりの商売をしているのですが、私は丼ものをあまり食べませんので、たまに松屋に通っていました。その松屋に非常にいい定食があって、たまたま早起きした日に食べたところ、非常にコスパもよく美味しかったので、それから休みの日の朝食は松屋で食べることになりました。毎週です。毎週食べてました。時期的には、もう6年ぐらい前になります。

追記:Sガスト、最近ご飯まずいですよ!もう二度と…ではないですが、めったにいきませんからね!おかずがいいのに残念です

その美味しい定食の名前は「ソーセージエッグ定食」で、いつもは朝食を食べない私にとって、休みの日に朝ごはんを食べるためだけに早起きするようになりました。ところが、その定食がある時からまずく感じるようになりました。

そう、松屋はご飯の質を落としてしまったのです。その店舗名は桜上水店でしたが、とにかくまずい。そして、備え付けの生野菜がしゃきしゃきどころか、なんだかふやけたような感じのものが出てきていました。加熱していないにも関わらずです。

あまりにまずいので、ご飯はもう味噌汁で流し込むようになりました。つまり食事が苦痛に感じるようになりました。それから、私は6年以上、松屋に1回も足を踏み入れることなく生活をしています。つまり、私は松屋にたいしてトラウマを持ってしまったのでした。

事例2.家系ラーメン屋のライスが不味すぎる問題

家系ラーメンといえば、ライスが無料のサービスを提供していることが多く、正直無料じゃなくてもいいので、そんな残飯レベル…というか、あまり美味しくないご飯ではなく、ちゃんとしたものを出してくれないものかなといつも思っていました。

どうしても、ライスを注文したい、でもまずい、家系ラーメンがどうしても食べたいのですが、なかなか足を踏み入れられず色んな店舗でいい店を探していたところ、稲田堤にある家系ラーメン屋で美味しいライスを出すお店を見つけました。

無料なのに、自販機にお米は秋田(だったと思う)から送られてきた美味しいお米を使ってる的なことが買いてあって、どうせあまり美味しくないライスだろうと思ったら本当に美味しく、今度からこのお店に通おうと決めて、週2〜3回ぐらい通って食事をすることになりました。

今まで、ライスが不味すぎて通うことができなかった家系ラーメンを美味しいライスと一緒に楽しめる、嬉しくてしょうがなかったので、とにかくご機嫌で通っていました。

ところが、ある時そのお米の産地に関するシールがなくなっていました。何かあったのかな?と思いつつ、ライスを頼んだら…うげ、まずい…。とにかくまずい。他の家系ラーメン屋よりもまずいライスが登場しました。

もう食欲はいっきになくなり、ライスも残してお店を出ることになりました。あまりのショックとまずさのトラウマで、その日から今日まで4年ぐらいそのお店には行っていません。どうせ言っても、残飯まがいのゴミを出される以上、行っても無駄だと先入観かどうかは知りませんが判断するようになったためです。

と、さっき検索したら、そのお店(稲田家)は閉店してました。でしょうね。お客さんは結構いたはずですが、私は行かなくなったので、他にも行かなくなった人が増えたのでしょう。

共通して問題なのは、ご飯がまずい

事例2のラーメン屋さんは閉店することになったようですが、松屋は閉店していません。売り上げについては調べてもいませんが、ただ松屋は丼ものがありますので、あのまずい米でも何とかなったのではないかと思います。松屋は、米以外に関しては色んな定食もあり、3種類の中で一番好きなお店でした。

ところが、そのご飯がまずいがために、私というお客さんを二度と行かないお客さんに変貌させました。松屋という選択肢がなかったとしても、別の定食屋にいけば済みますし、稲田家というラーメン屋という選択肢がなかったとしても、別の家系ラーメン屋を探せばいいのです。そして、他の店でまずい思いをしたとしても、松屋や稲田家に戻ることは二度とないのです。

つまり、ちょっとでも食材のコストを落とし、トラウマを植えつけてしまえば、何年経過してもどうやっても来ないお客さんの出来上がりですから、いくらプロモーションに金をかけようが絶対来ないお客さんが増えれば増えるほど、経営は不安定になっていきます。

ところで、なぜしつこくご飯の話なのか?

今までまずかった事例なんて他にもありますが、でも他の事例はまたお店に行く場合がありましたが、ご飯だけはそうもいきません。

なぜかというと、外食の中でご飯だけは自宅でかなりな頻度で食べているものです。例えばラーメン本体がいまいちだったとしても、それは自宅では作れませんから、また食べようかなという気が起きなくもないのですが、ご飯だけは自宅で作れる以上、明確にまずいの記憶が強く残ります。

そして、もっとも強い理由としては、なぜお金を出して外食に行って、自宅よりまずいものを食べさせられないといけないのか?という理由が一番大きいのです。

外食にいってお金を出してご飯を食べる時、自宅で食べるよりも当然満足度が欲しい場合が多いのです。家では味わえない家系ラーメン屋さんに行って…そこまではいいけれど、出てくるご飯がゴミみたいなレベル。もう残念でしょうがない。

定食類なんてご飯の味の良し悪しで満足度がかなり変わるというのに、むしろおかずが多少いまいちでもご飯が凄まじく美味しかったら、少しは許せたりするもの。その食事のキーとなっているご飯がまずいというのは、飲食店としてゴミレベルということを考えないお店が最近多いのです。

ですから、コスト削減の時に、絶対にやってはいけない食材はとにかく米。米の品質はむしろコストをさらにかけて、その食事の時間に何かしらの満足度を与えておけば、何かあった時、プロモーションを打った際にまたやってきてくれる客にできる可能性があるので、とにかくご飯だけはコスト削減をしないようにしてほしいと、切に願っている次第です。

ところで、ほっともっとのご飯、最近まずいよね

ちなみに、最近ご飯がまずくなったなと思うのは、ほっともっと。とにかく味の下落が進んでいて、久しぶりに食べたところまずかったので、二度と行かない…レベルではないですが、よほどじゃない限り行かないと思います。

せっかくなので、売り上げをチェックしてみよう。どっかのサイトを見てみると、272億7200万円(0.3%増)、営業利益900万円(99.4%減) との記載が。売り上げ自体は減っていないけれど、営業利益が何かえらく減っていますね。投資したのですかね。

ところで、ほっともっとのご飯、味が落ちていますから、これは後々コストを背負うことになるかもしれません。

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コメント

「お米が美味しくない 定食」で検索してこちらにたどり着きました笑
まったく同感です〜せっかくおかずが美味しいのにお米がまずいと、食事全部が台無しになって、もうその店行くのやめとこ…となります。
お米を軽く見ている飲食店が多いのは、すごく残念です。
私はほっともっと 米 まずい で検索したらこちらにたどり着きました
まったくもって同意見です。
飲食店で米がまずいのは命取りだと思いますね。

軽井沢の喫茶店なのにかれーがおいしいお店はお米は魚沼産コシヒカリを使用していました。
老舗で高いのに夏はいつも満席の喫茶店。
人気の店には理由があるって事ですね。

ファミレスでは大戸屋の米は旨い。
最近、外食のご飯がどうもおかしい…粒が割れていて固くてくっついている感じ。
バーミヤン、ガストなどファミレス系、安っぽいラーメン屋
みんなご飯がどうもおかしい。
これ、外国産米なのか古古米なのか
何故、こういうものをライスとして出すのだろうと感じます。
ライスも値段に入っているのですからしっかりと考えて欲しいです。
ライスの不味い店はいい加減な店として二度と行かなければいいと思います。
やはり、そのような店は「客なんかどうせご飯なんか味わって食べてないだろうから」的な考えなのでしょう。
本当にご飯を美味しく炊いて出す店は、他の料理も手を抜かないと思います。
京王ストア、弁当を初めて食べたが本当に飯が変な風味。
トップバリュー以来の、久々のマズさの当たり!

原材料もチェックしたら、添加物のオンパレード…。

二度と買わない。
めちゃくちゃわかります。
本当にトラウマになりますし私も米不味いお店行かないです。
本当に本当に同感です。
ほっともっとの米は確かにまずい。